秋の雑草│雑草.com

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秋の雑草

すすきはぎセイタカアワダチソウ彼岸花など、秋の雑草には、大型の雑草をよく見かけます。

秋には、雑草の花粉症を発症する方も多いと思いますが、秋の花粉症の原因には、キク科の雑草が多いようです。
ブタクサ、よもぎ、アキノキリンソウなどがキク科の雑草です。
よもぎは、葉のイメージが強く、花を咲かす印象があまりない方も多いでしょうが、秋に小さな花をたくさんつけます。
イネ科の雑草によるアレルギーは、カモガヤやオオアワガエりなど、夏に花粉を飛ばすものが多く、夏におこりやすいようです。
花粉たっぷりなイメージの黄色い花がたくさん咲く、セイタカアワダチソウは、虫を媒介して繁殖するため、秋の花粉症の原因とは考えにくいそうです。

真っ赤な特徴的な形の花が咲く「彼岸花」は、秋のお彼岸の頃に咲く花です。
「すすき」や「はぎ」は、十五夜に飾られる秋の七草です。
すすきは、古来より日本人に親しまれており、さまざまな古い書物にも登場しています。
昔からの子どもの遊びで、すすきを使ってみみずくを作るなどもよく行われていたそうで、身近にある植物です。
しかし、すすきはイネ科ですので、イネ科の植物のアレルギーを持っている方は、注意してください。

ひっつきむしやくっつきむしといわれるオナモミ、ヌスビトハギ、センダングサも、秋によく見かける植物です。
オナモミを投げて服にひっつけたり、ヌスビトハギがあちこちについて取るのに苦労したなどの、経験がある方も多いと思いますが、きっと、その記憶が残る季節は、秋だったのではないでしょうか。

秋の雑草について